ネルーダ 大いなる愛の逃亡者

1948年、冷戦の影響はチリにも及び、上院議員で共産党員のパブロ・ネルーダの元にも共産党が非合法の扱いを受けるとの報告がくる。ネルーダは上院議会で政府を非難し、ビデラ大統領から弾劾されてしまう。大統領は警察官ペルショノーにネルーダの逮捕を命じ、ネルーダとペルショノーの危険な追いかけっこが始まる…。

詩人でありながら共産主義の政治家として活動し、1971年にはノーベル文学賞を受賞したパブロ・ネルーダが、国外逃亡を余儀なくされた1948年の1年間に焦点を当て、弾圧の中で彼の代表作である詩集『大いなる歌』が生み出された背景に迫った意欲作。監督は、ネルーダと同じくチリ出身で、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』を手掛けたパブロ・ラライン。