人生はシネマティック!

1940年、第二次世界大戦下のロンドン。ドイツ軍からの空爆が日毎に激しさを増す中、イギリス政府は国民の不安を取りのぞいて戦意を高揚させるための宣伝映画(=プロパガンダ映画)を製作していた。そして、これまで一度も執筆経験のないコピーライターの秘書・カトリンに白羽の矢が立ち、新作の脚本を書くことになる。フランスのダンケルクでドイツ軍の包囲から英軍兵士を救出した、双子の姉妹の感動秘話を共同で脚本化に挑む彼女だったが、いざ製作が始まると、政府の検閲や軍部の横やり、ベテラン俳優のわがままやセリフ棒読みのド素人の出現により、脚本が二転三転するトラブルが続出。それでも戦争で疲弊した国民を勇気づけるため、必死で働く彼女の姿に出演者やスタッフは共感し、現場の結束力は高まっていく。しかし、映画が完成間近になった時、予想もつかない最悪の事態が待ち受けていた…。

執筆経験ゼロの女性脚本家とクセ者ながら魅力的な登場人物たちが繰り広げる、極上のユーモアと愛で彩られた物語。主人公カトリン・コールを演じるのは、『007/慰めの報酬』のボンドガール役で一躍脚光を浴びたジェマ・アータ-トン。カトリンをスカウトしたトム・バックリーを『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』で宣教師フィリップを演じたサム・クラフリン、カトリンと対立する落ち目のベテラン俳優アンブローズ・ヒリアードを『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのデイヴィ・ジョーンズ役で知られるビル・ナイが演じる。監督は、『17歳の肖像』『ワン・デイ 23年のラブストーリー』のロネ・シェルフィグ。