永遠のジャンゴ

1943年、ナチス・ドイツ占領下のフランス。ジプシー出身のギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトは、パリでもっとも華やかなミュージックホール「フォリー・ベルジェール」に出演し、毎晩のように満員の観客を沸かせていた。まさに音楽界の頂点を極めるジャンゴだったが、一方でナチスによるジプシーへの迫害は酷くなり、パリをはじめ各地でジプシー狩りが起きていた。多くの同胞が虐殺され、家族や自身にも危険が迫り、絶望に打ちのめされるジャンゴ。そんな中、彼にナチス官僚が集う晩餐会での演奏が命じられる…。

「マイナー・スウィング」など数々の名曲を残し、ジミ・ヘンドリックス、B.B.キング、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジなど世界中のミュージシャンたちが最も影響を受けた“ギターの英雄”と讃える天才ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの第二次世界大戦中の知られざる物語を描く。主人公・ジャンゴを演じるのは、『ゼロ・ダーク・サーティ』『黒いスーツを着た男』のレダ・カテブ。愛人・ルイーズを『ヒア アフター』『少年と自転車』のセシル・ドゥ・フランスが演じる。『チャップリンからの贈り物』『大統領の料理人』などの脚本を手掛けてきたエチエンヌ・コマールが本作で初監督を務める。