私が殺したリー・モーガン

1972年2月19日深夜、雪のマンハッタン。イースト・ヴィレッジのジャズ・クラブ“スラッグス”。33歳の天才トランぺッターの途はなぜ閉ざされなければならなかったのか…。

若干18歳で名門ブルーノート・レコードからデビューするなど稀なる才能でスターダムを駆け上がった天才トランペット奏者リー・モーガン。銃と運命の引き金を引いた内縁の妻ヘレン・モーガンが最晩年に残した唯一のインタビューに、友人や関係者たちの証言を加え、現在に至るまで深く傷を遺す“ジャズ史上最悪の悲劇”の愛と哀しみに迫ったドキュメンタリー。二人三脚で救い出したひと回り歳上の女性ヘレンの肉声インタビュー、ミュージシャンたちの最新証言に加え、リーとヘレンの関係を崩壊させたガールフレンド・ジュディス・ジョンソン、事件現場となった「スラッグス」オーナーらも登場し、没後45年、2018年には生誕80年を迎える不世出のジャズ・レジェンド、リー・モーガンの生涯に生々しく迫る。