オリーブの樹は呼んでいる

20歳のアルマは、気が強く扱いにくい女の子。だが、オリーブ農園をやっている祖父とだけは幼い頃から深い絆で結ばれていた。しかし、農園の経営難から、祖父が大切にしていた樹齢2000年のオリーブの樹を父が売ってしまう。それから祖父は喋らなくなり、ついに食事もしなくなる。祖父を救う唯一の方法はオリーブの樹を取り戻すこと。変わり者の叔父と同僚のラファを嘘で丸め込み、アルマは樹を取り戻すためドン・キホーテのように無謀な旅へと向かう…。

名匠ケン・ローチとのコンビで知られる脚本家ポール・ラヴァーティと、女優としてビクトル・エリセ監督の『エル・スール』でヒロインを演じるなど活躍した後、監督に転じたイシアル・ボジャインの夫婦コンビで描く感動作。