皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ

テロの脅威に晒される現代のローマ郊外。裏街道を歩く孤独なチンピラ・エンツォはふとしたきっかけで超人的なパワーを身につける。始めは私利私欲のためにその力を使っていたエンツォだったが、世話になっていた“オヤジ”を闇取引の最中に殺され、遺された娘・アレッシアの面倒を見る羽目になったことから、彼女を守るために正義に目覚めていく。アニメ「鋼鉄ジーグ」のDVDを片時も離さない熱狂的なファン・アレッシアは、怪力を得たエンツォを、アニメの主人公・司馬宙(シバヒロシ)と同一視して慕うが、そんな二人の前に、悪の組織のリーダー・ジンガロが立ち塞がる…。

少年時代から日本アニメの大ファンだったガブリエーレ・マイネッティ監督が、イタリアでも放送された永井豪原作によるアニメ「鋼鉄ジーグ」を重要なモチーフとして生み出した、イタリア映画初の本格的ダークヒーロー・エンタテインメント。主人公エンツォを『緑はよみがえる』のクラウディオ・サンタマリア、宿敵ジンガロを『グレート・ビューティー 追憶のローマ』のルカ・マリネッリが演じる。