三度目の殺人

「自白してるんだろ?だとしたら間違いなく死刑だろう。」真実なんていらないものと信じる弁護士重盛にとって、それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し、死刑はほぼ確実だった。しかし、調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。会うたびに動機さえも変わる三隅の供述。なぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?得体のしれない三隅に呑みこまれているのか?弁護士は、初めて心の底から真実を知りたいと願う…。

『誰も知らない』の是枝裕和監督が手がける心震える心理サスペンス。真実は必要ないと信じる弁護士・重盛を演じるのは『そして父になる』の福山雅治。重盛に対峙する殺人犯・三隅を是枝組初参加となる『関ヶ原』の役所広司が演じる。また、物語の鍵を握る被害者の娘を『海街diary』に続き、是枝作品2作品目の出演となる広瀬すずが演じる。さらに、被害者の妻に『BALLAD 名もなき恋のうた』の斉藤由貴、重盛と事件解明に奔走する司法修習の同期弁護士に『ちょっと今から仕事やめてくる』の吉田鋼太郎、重盛の事務所に所属する若手弁護士に『STAR SAND -星砂物語-』の満島真之介、本事件の担当検察官に『ミュージアム』の市川実日子、30年前に三隅が関わった事件の裁判長で重盛の父親を『海よりもまだ深く』の橋爪功ら、日本映画界を代表する名優が本作を彩る。