サラバ静寂

「遊楽法」という音楽や映画、小説などの娯楽が禁止される法律が施行された日本。ネジ工場で働くだけのつまらない生活を送っていたミズト(吉村界人)とトキオ(若葉竜也)はある日、偶然根絶されたはずの音楽が沢山保存されている廃墟を見つけてしまう。廃墟に通いつめ、どんどん音楽に魅了されていく2人は、未だに闇ライブが行われているという「サノバノイズ」の存在を知り、そこへいくことを夢見て一緒に音楽を作りだすのだが、音楽を心から憎んでいる杉村(斎藤工)率いる警察、そして、音楽を所持している罪で父親を殺されたヒカリ(SUMIRE)も2人のいる廃墟へと歩みを向けていた…。

ガングロギャル青春映画『黒い暴動』の宇賀那健一監督による、静かなるノイズ映画。主人公・ミズトを演じるのは、『太陽を掴め』『劇場版 お前はまだグンマを知らない』の吉村界人。俳優の浅野忠信と歌手のCharaの娘で、装苑モデルのSUMIREがヒロイン・ヒカリを演じる。また、ミズトと共に音楽と出会い衝撃を受ける若者・トキオを『葛城事件』の若葉竜也、そんな彼らをじわりじわりと追い詰めていく警察官・杉村を『blank13』で長編初監督を務めた斎藤工が演じる。