ローズの秘密の頁

アイルランド西部にある「聖マラキ精神病院」。取り壊しが決まり、転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医のスティーヴン・グリーンは、赤ん坊殺しの罪で“精神障害犯罪者”として半世紀もの間収容されている老女ローズ・F・クリアを看ることになる。赤ん坊殺しの罪を否認し続け、自分の名を“ローズ・マクナリティ”と訴え続ける彼女の様子が、一般的な患者と異なることに気付いたグリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。ローズは何十年にもわたって、聖書のなかに秘かに日記を書き綴っていたのだ。そして、彼女は日記を辿りながら半世紀前の記憶を遡り、自分の人生を語り始める…。

アイルランドの人気作家セバスチャン・バリーの同名小説を『父の祈りを』で第44回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したアイルランドの巨匠ジム・シェリダンが映画化。若かりしローズを演じるのは、『ドラゴン・タトゥーの女』『キャロル』のルーニー・マーラ。老年のローズを、これまで『モーガン』『裸足のイサドラ』で二度のカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したイギリスを代表する大女優ヴァネッサ・レッドグレイヴが演じる。その他、『ミュンヘン』のエリック・バナ、『ダイバージェント』シリーズのテオ・ジェームズ、『シング・ストリート 未来へのうた』のジャック・レイナーなど豪華なキャスト陣が脇を固める。