家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。

サラリーマンのじゅんが仕事を終えて帰宅すると、玄関で妻のちえが口から血を流して倒れていた。動転するじゅんだが、「ククク……」と笑うちえの傍らにはケチャップ。ちえは死んだふりをしていたのだ。それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。ある時はワニに喰われ、ある時は銃で撃たれ、またある時は頭を矢で射抜かれ、次第にエスカレートしてゆく“死んだふり”。最初は呆れるだけのじゅんだったが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか。しかし、ちえの謎の行動には“秘密”があった…。

「Yahoo!知恵袋」伝説の投稿から始まったコミックエッセイを映画化したハートフル・コメディ。15パターンもの“死んだふり”を披露し、キュートで愛おしく、ぶっ飛んでいそうで地に足ついた妻・ちえを演じるのは、『図書館戦争』『娚の一生』の榮倉奈々。一方、超フツーで冷静なちえの夫・じゅんを『銀魂』『映画 みんな!エスパーだよ!』の安田顕が演じる。また、じゅんの後輩夫婦を、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の大谷亮平と、宝塚歌劇団出身で現在は舞台やドラマで活躍する野々すみ花が演じる。監督は、『デトロイト・メタル・シティ』『神様はバリにいる』の李闘士男。