グッバイ・ゴダール!

19歳のアンヌは、パリで暮らす哲学科の学生。そんな彼女の人生に驚きの出来事が起こる。映画を変えたと世界中から注目される気鋭の映画監督ジャン=リュック・ゴダールと恋に落ち、彼の新作『中国女』で主演を飾ることになったのだ。新しい仲間たちと映画を作る刺激的な日々、そしてゴダールからのプロポーズ。生まれて初めての体験ばかりの毎日に、アンヌはあらゆることを夢中で吸収していくが、パリの街ではデモ活動が日に日に激しくなり、ゴダールは次第に革命に傾倒していく。そして、遂に1968年の五月革命が勃発し…。

女優であり、作家であり、ゴダールの2人目の妻でもあったアンヌ・ヴィアゼムスキーによる自伝的小説を映画化。天才と過ごした甘さと苦みの入り混じった青春の日々が、五月革命に揺れるパリという激動の舞台の中で綴られていく。アンヌを演じるのは、『ニンフォマニアック』でセンセーショナルなスクリーンデビューを飾ったステイシー・マーティン。「ゴダールの再来」とも言われ、アンヌ・ヴィアゼムスキーとも仕事をしていた映画監督フィリップ・ガレルを父に持つルイ・ガレルがゴダールを演じる。また、「ELLE」の創始者の娘で、ゴダールの友人のミシェル・ロジエを『アーティスト』のベレニス・ベジョが演じる。監督は、いくつもの映像化のオファーを断ってきたアンヌが、「とても愉快で楽しいストーリーだ」と言われて心を動かされ、初めての映画化を許した『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス。