ビブリア古書堂の事件手帖

鎌倉の片隅にひそやかに佇む古書店「ビブリア古書堂」。過去の出来事から本が読めなくなった五浦大輔(野村周平)がその店に現れたのには理由があった。亡き祖母の遺品の中から出てきた、夏目漱石の「それから」に記された著者のサインの真偽を確かめるためだ。磁器のように滑らかな肌と涼やかな瞳が美しい若き店主の篠川栞子(黒木華)は極度の人見知りだったが、ひとたび本を手にするとその可憐な唇からとめどなく知識が溢れだす。さらに彼女は、優れた洞察力と驚くべき推理力を秘めていた。栞子はたちどころにサインの謎を解き明かし、この本には祖母が死ぬまで守った秘密が隠されていると指摘する。それが縁となって古書堂で働き始めた大輔に、栞子は太宰治の「晩年」の希少本をめぐって、謎の人物から脅迫されていると打ち明ける。力を合わせてその正体を探り始めた二人は、やがて、漱石と太宰の二冊の本に隠された秘密が、大輔の人生を変える一つの真実につながっていることを知るのだった…。

鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂。その店主である篠川栞子が古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく三上延による国民的大ベストセラー「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズを実写映画化。極度の人見知りだが、驚くべき本の知識と優れた洞察力を持つ栞子を演じるのは、『散り椿』『億男』の黒木華。栞子に魅せられて店を手伝うことになる五浦大輔を『純平、考え直せ』の野村周平が人間味豊かに演じる。さらに『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の成田凌、『友罪』の夏帆、『寝ても覚めても』の東出昌大ら豪華実力派キャスが集結している。監督は、『幼な子われらに生まれ』の三島有紀子。