ここは退屈迎えに来て

マスコミ業界を志望して上京したものの、10年後地元に戻ってきた27歳の“私”(橋本愛)は、実家に住みながらフリーライターとしてタウン誌で記事を書く冴えない日々を過ごしていた。高校時代に仲の良かった友達のサツキ(柳ゆり菜)と久々に会った勢いで、男女を問わず皆の中心にいた憧れの椎名くん(成田凌)に連絡し、会いに行くことに。道中、“私”の中に椎名くんとの高校時代の忘れられない思い出が蘇る。元カレの椎名を忘れられないまま地元でフリーターとして暮らす“あたし”(門脇麦)。元カレの友達と腐れ縁のような関係を続けているが、心は彼といたときの青春の輝かしい記憶に今もとらわれていた…。

圧倒的共感を呼んだ山内マリコの同名小説を映画化した、痛く切ない群像劇。何者かになりたくて東京に出たが、10年後地元にに戻った“私”を演じるのは、『PARKS パークス』『寄生獣』の橋本愛。地元に残った“あたし”を『世界は今日から君のもの』の門脇麦、二人を魅了した掴みどころのない椎名くんを『スマホを落としただけなのに』の成田凌が演じる。その他、『勝手にふるえてろ』の渡辺大知、『おじいちゃん、死んじゃったって。』の岸井ゆきの、『トモダチゲーム 劇場版』の内田理央、『純平、考え直せ』の柳ゆり菜、『映画 みんな!エスパーだよ!』のマキタスポーツ、『パンク侍、斬られて候』の村上淳らが脇を固める。監督は、『ママレード・ボーイ』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の廣木隆一。