ある過去の行方

フランス人の妻・マリー=アンヌと別れて4年。今はテヘランに住むアーマドが正式な離婚手続きをとるためにパリに戻ってくるが、マリー=アンヌはすでに新しい恋人サミールと彼の息子、娘たちと新たな生活をはじめていた。しかし、娘のひとりがアーマドに告げた衝撃的な告白から、妻と恋人、その家族が背負う過去と明らかにされなかった事実が次々と浮かび上がる…。

前作『別離』で第84回アカデミー賞外国語映画賞、ベルリン国際映画祭金熊賞をはじめ、世界の映画祭で90冠以上を受賞した、イランを舞台に現代社会の縮図を描いてきたアスガー・ファルハディ監督がはじめて外国にカメラを据えて挑んだ意欲作。主人公マリー=アンヌを演じるのは、『アーティスト』で、スターダムに駆け上がる新人女優を演じ喝采を浴びたベレニス・べジョ。